儒学のすすめ
論語 現代語訳大全

05-23 『怨みを抱かない人格』

現代語訳

お師匠様が言われました。「殷いん代末期の孤竹国こちくこくの王子の兄弟で、国に道が無くなったときに、王位継承を辞退したお二方、伯夷はくいと叔斉しゅくせいは、他人の過去の悪を心に留めず、そのため怨みを抱くことがほとんどありませんでした。」
補注
  • 07-14にも、伯夷と叔斉が怨まなかったことについて書かれてあります。
登場人物
  • 伯夷はくい … 殷いん代末期の孤竹国こちくこくの王子で、国に道が無くなったとき王位継承を辞退して隠者となった。
  • 叔斉しゅくせい … 殷いん代末期の孤竹国こちくこくの王子で、国に道が無くなったとき王位継承を辞退して隠者となった。

原文・書き下し文(☑表示)

子曰。子し曰いわく。
伯夷叔齊、伯夷はくい、叔斉しゅくせいは、
不念舊惡。旧悪きゅうあくを念おもわず、
怨是用希。怨うらみ是ここを用もって希まれなり。
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