01-03 『口先や愛想の良さと、仁徳は一致しない』
現代語訳
お師匠様が言われました。「口先ばかりがうまく、愛想よく取りつくろうような人に、仁徳は、まずありません。」
現代への応用(☑表示)
この章は、「見た目の良さや言葉のうまさだけでは、本当の思いやりは測れないこと」を示しています。まず、「口先ばかりがうまく、愛想よく取りつくろうような人に、仁徳は、まずありません」とあるように、言葉の上手さや表面的な態度だけでは、その人の内面のやさしさや誠実さは判断できないと考えられます。現代においても、話し方が上手で印象の良い人が、必ずしも信頼できるとは限らない場面があるものではないでしょうか。この言葉は、人を評価するときに、見た目や第一印象だけで判断しないことの大切さを示しています。日常生活の中でも、相手の言葉だけでなく、行動や積み重ねを見ていくことが大切であると考えられます。また、自分自身のあり方についても考えさせられます。人によく見られようとして言葉や態度を取りつくろうよりも、心の中の誠実さや思いやりを大切にすることが、結果として信頼につながると考えられます。このように、表面的な印象にとらわれず、本当の人柄や行動を大切にしていくことが、人とのより良い関係を築くことにつながるのではないでしょうか。
原文・書き下し文(☑表示)
| 子曰。 | 子曰く、 |
| 巧言令色、 | 巧言令色、 |
| 鮮矣仁。 | 鮮いかな仁。 |
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