儒学のすすめ
論語 現代語訳大全

14-39 『乱世を避ける賢者のあり方』

現代語訳

お師匠様が言われました。「賢者は、世の乱れを避けます。その次は、(腐敗した国を去ったり、非道な上司のもとを離れたり、別の地域へ移り住むために、)その土地を離れます。その次は、(非道な上司などの態度や空気を察し、深入りを避けるために、)人の顔色を見て身を引きます。その次は、(聞く気のない相手との無益な議論する立場や、処罰を受ける立場を避けるために、)問題のある言葉を避けます。」

お師匠様が言われました。「このような生き方を実践した者は七人です。」
補注
  • この章の7人は、18-08に書かれている、伯夷、叔齊、虞仲、夷逸、朱張、柳下惠、少連の7名ではないかと推測されています。

原文・書き下し文(☑表示)

子曰。いわく。
賢者辟世、賢者けんじゃく。
其次辟地、つぎく。
其次辟色、つぎいろく。
其次辟言。つぎげんく。
 
子曰。いわく。
作者七人矣。もの七人しちにんかな。
広告

【次へ】 14-40 『世に受け入れられなくても道を行う孔子』

【前へ】 14-38 『中傷や讒言では、天命を左右できない』

憲問けんもん第十四の章一覧を見る